文芸書

雲上雲下

朝井まかて/著


発売日:2018年02月16日
ISBN:978-4-19-864559-5
判型/仕様:四六判
定価:本体1,700円+税

 内容紹介

「草どん、語ってくれろ」どこからともなく現れた子狐は、目の前にいた草に話しかけた。物語をせがむ子狐に、草どんは重い口をひらく……。
子狐に山姥、乙姫に天人、そして龍の子。民話の主人公たちが笑い、苦悩し、闘う! 
「俺たち、本当に存在しているんですか?」
やがて物語は交錯し、雲上雲下がひずみ始める。物語が世界から消えてしまうのか?
不思議で懐かしい、ニッポンのファンタジー。

 著者プロフィール

朝井まかて
1959年大阪府生まれ。甲南女子大学文学部卒業。2008年第3回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し『実さえ花さえ』でデビュー。(受賞作は文庫化され『花競べ向嶋なずな屋繁盛記』と改題)『恋歌』で第150回直木賞を受賞。『阿蘭陀西鶴』で第31回織田作之助賞、『眩』で第22回中山義秀文学賞、『福袋』で第11回舟橋聖一文学賞を受賞。著書に『すかたん』『先生のお庭番』『御松茸騒動』『残り者』『落陽』『最悪の将軍』『銀の猫』などがある。

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